第12回玄潮会秋季展が8月30日から9月3日まで、銀座のセントラルミュージアムで開催予定です。
さて、今年の作品は・・・
和泉式部の歌、
〜物思へば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂かとぞ見る〜
(物思いをしていると、沢を飛び交う蛍の光も、自分の身から離れてさまよう魂のようだ。)
男に忘れられ、貴船神社を参詣した和泉式部が貴船川に飛ぶ蛍を見て詠んだ歌、だそうです。
娘と5月に京都を訪れ、足を伸ばした貴船神社。少し暖かい5月の青空の中、貴船川に沿って山道を登り、川のせせらぎと森林に心癒されながらお参りをし、このはかなく憂いをおびた思いを書こうと決めました。
たまたま前日に京都の紙屋さんで購入した紙がイメージにぴったりでした。
展覧会の詳細については改めてご案内致します。